女性のクラミジア | 男性のクラミジア性尿道炎の原因って?

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女性のクラミジア

クラミジアは男性・女性ともにもっとも多い性感染症で、特に10代〜30代の若い世代の人に多いと言われていますが、これは若い期間は性的なコミュニケーションを取る機会が多いことが大きく影響しています。
まずクラミジアの原因となっている感染経路ですが、これは性的なコミュニケーションによってのみと言われていて、空気感染することはありませんので普段からパートナーが多い場合は自分が誰からクラミジアの菌をもらったのか分からないことも多々あります。

特に女性の場合は自覚症状がなかなか出てこないことがあって、実際にクラミジアに感染した女性のおよそ80パーセントが自覚症状がないまま生活していたそうです。
ということはそのまま検査をせずに生活していると、クラミジアの菌を持った状態で男性と性交渉をするわけですから、当然その男性にもうつしてしまいますし、パートナーが多ければ多いほどクラミジアを広げてしまう原因にもなります。

そうならないようにするためにはやはり普段から乱れた性的なコミュニケーションをしないことを意識しなければなりませんし、自覚症状がないので定期的に性病の検査を受けることをおすすめします。
特に風俗業など性的なコミュニケーションをメインにしている職業の人は性病検査は必須だと言えますし、自分は感染していなくてもお客さんから移されてしまう可能性もありますので検査を推奨しているお店で働くことをおすすめします。

クラミジアの潜伏期間は女性の場合はだいたい1週間〜3週間程度だと言われていて、自覚症状が出てくる場合はおりものが少し増えたり、軽い生理痛のような痛み、不性器出血などがある程度だそうです。
ただ黄色い濃いおりものがでることもありますので、そういったものが見られる場合にはクラミジアを疑ったほうがいいので、一度婦人科やレディースクリニックでくわしく診てもらったほうがいいでしょう。

もしそのまま放置してしまうと子宮頸管炎、子宮内膜炎、卵管炎、骨盤腹膜炎などに進行してしまう可能性もありますし、不妊、流産、早産などの原因になることもあるので、実はけっこう深刻になることもあります。
たかが性病だから…と安易に放置しておかず、きちんと調べて治療したほうがその後も楽ですし、クラミジアに限らず性感染症にならないための生活を心がけることが大切ではないでしょうか?
気になる人は一度婦人科やレディースクリニックで診てもらってください。