5類感染症クラミジアの感染ルートとは。
クラミジアは5類感染症
感染症にはいくつかの区分があり、それぞれの区分ごとに定義づけや必要な対応が決められています。
国がその感染症の動向をチェックもしており、必要に応じて注意喚起などもなされます。
よくある性病の一つになっているクラミジアは5類感染症という区分です。
これも国が動向を確認している病気の一つになっており、その結果に基づく情報提供や公開、注意喚起など行うことで発生や蔓延を防止すべき感染症とされています。
クラミジアは他の区分の病気に比べるとずっと身近で感染する可能性が十分にある病気となっていますが、
5類という区分のれっきとした感染症の一つとして国が注意している病気になりますから、安易に感染しない、させないように個人としても注意が必要です。
クラミジアの感染ルートとは
クラミジアに感染するルートは感染部位との接触となることが多いです。
感染部位は性器や喉などとなることから、性的な接触があると感染する可能性が出てくる病気です。
たとえば相手の性器がすでにクラミジアに感染している場合、性行為を通じて自分の性器も感染する可能性が高いのです。
コンドームを使えば感染の可能性は下げられますが、完全に防止できるわけではありません。
性器同士が接触しなくても最近はオーラルセックスで口と性器が触れ合うことがありますよね。
これも感染ルートの一つです。
相手の喉がすでに感染していた場合、オーラルセックスにより性器がクラミジアに感染する可能性があります。
このような性的な接触がある中で、相手の性器を指で触ることもあるでしょう。
その手を洗わないまま自分の性器や口周りを触っていると感染することもあります。
このようにクラミジアの感染ルートは主に性器な接触となります。
男性の性器クラミジアもこのようなルートで感染していることが多いです。
感染を防止するには不特定多数との性的接触を避けることが大事です。
感染したかなと思ったら
排尿時の痛みなど症状が出る、性行為をした相手にクラミジアが発覚するなど、クラミジアに感染したかもと思ったら病院を受診してください。
5類感染症という区分になっていると知ると大変な病気になったと思うかもしれませんが、男性のクラミジア性尿道炎は性病科や泌尿器科を受診してきちんと治療を受ければ完治することも多い病気です。
病院を受診すると性病検査を受けることで感染の有無を客観的に確かめられます。
結果が陽性だったらクラミジアに効く抗生物質を処方してもらうことで治療ができます。