クラミジア性尿道炎の症状
クラミジア性尿道炎ってどんな症状が出るの?
性感染症の中でもクラミジア性尿道炎はよく知られていますが、この「よく知られている」というのは性感染症の名前として知られているのであって、くわしい症状についてはあまり知らない人もいるのではないでしょうか?
またクラミジア性尿道炎に限らず性感染症に対してあまり深刻に考えていない人も意外と多く、そのまま放置したまま何年も経過しているという人もいます。
しかしクラミジア性尿道炎を放置した結果、それをパートナーに移してしまったり、それをパートナーが気付かずそのまま放置していれば深刻な不妊症になってしまうこともあります。
症状としてはまず排尿痛や残尿感、尿道の違和感などがあげられ、膿やかゆみが出てくることもあります。
この段階ですでに発症していることが分かれば治療も比較的スムーズにできますが、膿は淋病ほど出てくるわけではありませんし、出ないこともありますのでほかの症状が感じられたら一度泌尿器科を受診してみても良いでしょう。
クラミジア性尿道炎の検査
次にクラミジア性尿道炎にかかっているかどうかをチェックするための検査ですが、これは当然ながら泌尿器科で行われます。
検査には大きく分けて3つのパターンがあって、まずは血中クラミジア抗体(IgA、IgG)の検出で抗体検査はだいたい3~5日後に結果報告されます。
また採尿によって検査することもありますし、採血で検査することも可能です。
検査にかかる費用は保険適用外の場合は1万円前後かかるものの、保険適用されるところであれば5千円前後でできます。
いずれにしても検査をしてどういう状態かをはっきりさせなければいけませんので、性感染症が疑われる場合は検査は必須になります。
クラミジア性尿道炎に感染しないために
そしてもっとも重要なのはクラミジア性尿道炎に感染しないことですから、普段から性交渉をする際にはしっかり避妊することが重要です。
また性感染症に対する知識を持つことで、どのような感染経路になっているのか、どういうきっかけでかかるのか、どうすれば予防できるのかなども分かりますから積極的に情報収集して欲しいと思います。
インターネット上にも性感染症に関する情報提供をしているサイトも数多くありますし、おすすめの泌尿器科を紹介していたりします。
そういったサイトを参考にしながら自分自身が知識を持つことで、自分を守れますし、それが結果的に周囲も守ることに繋がります。