2年たってもクラミジアは自然に治らない? | 男性のクラミジア性尿道炎の原因って?

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2年たってもクラミジアは自然に治らない?

クラミジアの原因について

クラミジア性尿道炎の症状や、そこから引き起こされる別の病気の症状が出たとき、その原因がどうしても気になりますよね。
かなり昔にクラミジアに感染したかもしれない場合、それが現在の症状の原因となっている可能性があります。
たとえば2年前に感染して治療を受けていなかった場合、まだそのときの感染が継続している可能性があるのです。

2年もたてばさすがに治るのではと思いますよね。
しかし性病のクラミジアはきちんと治療を受けていないと基本的に治らない病気です。
風邪のように無理せず安静にしておけば治るというものでもありません。
たとえ症状があまりなくて性病にかかっているとは思えなかったとしても、感染する出来事があった場合は感染の可能性があります。
症状には個人差があるため、症状がほとんどないから感染していない、重症ではない、放っておけば自然に治るというものでもありません。
きちんと治療を受けていなかった中でクラミジアの症状が出てきたり、前立腺炎や精巣上体炎など別の病気が起きたりしている場合、その原因は2年前に感染したクラミジアの可能性があるのです。

クラミジアに感染する原因について

2年前に感染の心当たりが少しあったとしても、そこで本当に感染したか確かめたいところでしょう。
クラミジアに感染する主な原因は性的な行為です。
すでに感染している相手との性行為はもちろんですが、オーラルセックスでも感染します。
クラミジアは喉にも感染する病気です。

すでに喉に菌を持っている相手とオーラルセックスした場合、喉から男性器へとうつることがあるのです。
このほかに相手の感染部位に触れた指で男性器を触るなどしても感染することがあります。
このような性的な行為がクラミジアの感染の原因となります。
2年前にこのような出来事があった場合はそれが現在の症状の原因かもしれません。

早めに検査と治療を

クラミジアかなと思う症状があるときはまず病院で検査を受けてみましょう。
男性のクラミジア性尿道炎の場合は尿検査となることが多く、簡単に性病かどうかを調べられます。
陽性反応が出た場合は治療のための抗生物質が使われます。
ちなみに治療を受けていなかった2年の間に抗生物質を飲む機会があったかもしれません。

それでクラミジアが治るかというと、治らないことも多いのです。
その病気の原因となっている細菌ごとに効果のある抗生物質の種類が決まっており、対応していない種類の抗生物質ではその細菌を除去できないのです。
このような仕組みですからクラミジア性尿道炎という診断を受けて処方された抗生物質でないと基本的に治療にはなりません。
必ずクラミジアとして病院を受診し、適切な治療を受けてください。