クラミジアの感染力 | 男性のクラミジア性尿道炎の原因って?

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クラミジアの感染力

クラミジアは性感染症の中でも非常にポピュラーで名前を聞いたことがある人も多いと思いますが、感染する人の多くはたまたま受けた性病検査で分かることがほとんどだと言われています。
なぜよく知られている性感染症にも関わらず、なかなか分からないのかと言うと、これにはいくつか理由があります。

まずひとつめはクラミジアは自覚症状がなかなか出てこないことがあるからで、特に女性の場合は感染した人のおよそ80パーセントが自覚症状がなかったと答えています。
性病検査を受けて感染が分かった人でもおりものの色が少しおかしかったり、いつもより量が多かったりとちょっとした変化で婦人科やレディースクリニックにかかり、ついでに検査を受けたという人がほとんどだからです。
自覚症状にしてもかゆみがあったり、少し赤みが出てきたり、女性の場合はおりものの色が変わったりするくらいの人が多いので気付きにくいのです。

またもうひとつ理由としてあげられるのが、性感染症に対する意識の低さで、これは男性・女性ともに言えることです。
クラミジアの感染力は20人に1人の割合だと言われていますので、決して低くはありませんし、複数のパートナーと性行為をすればその分感染するリスクは高まります。
風俗店に勤務している女性は日常的に複数の男性と性的なコミュニケーションを持ちますので、注意が必要ですし、定期的な性病検査を受けることをおすすめします。
最近では店側で性病検査を推奨してサポートしてくれるところも多いので、働くのであればそういったお店のほうがいいでしょう。

クラミジアの感染力を甘く見てしまった結果、感染するケースは後を絶ちませんし、一度感染したからもう感染しないということはありません。
感染症だから免疫がつくのでは?と勘違いしている人もいますが、クラミジアは治療して完治したとしても再感染する可能性はありますので、たとえば自分はクラミジアの菌を持っていなくても相手が持っていれば感染するリスクは十分にあります。
パートナーや配偶者と安心して性的なコミュニケーションを取るためにも、普段から性病検査をしておくことをおすすめします。

性病検査は泌尿器科や婦人科で受けられますので、医療系のサイトで希望に合ったところを探してみてください。
かかりつけ医を持っておくと、定期的な性病検査も保険適用で受けられることがありますし、万が一何かあったときにすぐ対応できますから、かかりつけ医を見つけておきましょう。